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呼吸法

2021.09.29
小野 聡

呼吸は私たちの生命活動と密接な関係にあります。怒ったり、イライラしたりすれば呼吸は粗くなります。深く静かに呼吸を続ければ心が落ち着いてきます。呼吸は心とも密接な関係があります。

<心を静める呼吸法(腹式呼吸)> 

・一般に心静かに生活しているときの呼吸数は1分間に10~12回です。心が乱れれば呼吸は粗くなり、落ち着けば呼吸はゆっくり静かになります。鼻から吸って口から吐く。先に呼吸をコントロールできれば心もコントロールできます。「副交感神経活性の呼吸法」=リラックスするための呼吸法。吸気と呼気の割合を1:2、具体的には、5秒吸って、10秒吐く(一分間に4回呼吸)

<心を高揚させる呼吸法(胸式呼吸)>

・速いリズムで背筋を伸ばして、鼻から吸って鼻から吐く。やや緊張したり、心拍を高めることも必要となる場面(大量リードされて敗戦濃厚の場面、ミスを連発してやる気を失った場合など)に行う。「交感神経活性化の呼吸法」=鋭い反応、気持ちを奮い立たせる呼吸法。1秒に1回、20~50回ほど連続で呼吸します。

<集中力を高める呼吸法>

・静かに自然と呼吸が止まる止まるようにコントロールしていく。苦しくなったら吐き、それを繰り返す。非常に繊細な呼吸法で、無理をして呼吸を止めるというのではなく、あたかも止まってしまったかの如く…といった感じが正しい。初めは3分から。慣れてきたら10~15分おこなえるとよい。

<頭を明晰にする呼吸法(片鼻呼吸)>

・左右の鼻の穴を交互に押さえ、片方ずつ呼吸をおこないます。意識的に左右交互の呼吸することで身体を整える効果が期待できるのが特徴です。

小野 聡
この記事を書いた人
院長の小野聡です。岐阜市生まれのO型・うお座です。
心身共に感動して、納得して、喜んでいただける施術を志しております。
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